2017年5月28日日曜日

バックアップ用HDDの選び方【俺の選び方】

先日ウィルス対策の一環だとデータ管理の一例として自分のやり方を紹介しましたが、今回はそのメディアの一つであるHDD(ハードディスクドライブ)の自分なりの選び方について書きました。
ポク太郎です。

PCのデータを保管するためのメディアとして色んなデバイスがあります。ここでは、一番コストパフォーマンスの良い大容量メディアとして君臨する3.5インチHDDを例に挙げて、自分なりの選び方を記事にしてみます。


【ご注意】
HDDの中のデータというのはどの道保証されないものではありますが、この記事にある内容はより自己責任を要求されるものです。十分に下調べを行い、自己責任で参考にしてください。特に注意すべきは以下の点です。
振動は厳禁
非常にデリケートな製品ですので、振動、落下は厳禁です。
静電気は厳禁
作業前には手をアースに接触し放電する、または、静電気対策用手袋を着用の上作業して下さい。特に、背面にプリント基板がむき出しの状態になっているのが普通です。(記事内の写真を参照下さい。)


3.5インチHDDってどんなの?

オタク全員がこうやってるかは分かりませんが、一オタクは、このようにしてデータを溜め込んでいます。

これが3.5インチHDD(ハードディスクドライブ)です。サイズがしっくりくる適当な箱に入れ安静な状態で保管してあります。
HDDハードディスクドライブの保管

一般的に、デスクトップPCに内蔵されるタイプで、デスクトップPCの正面のすぐ後ろに配置されることが多いです。
PCパソコン内部(フロントベゼル裏)
PC内部(フロントベゼル裏)
内臓3.5インチHDDハードディスク
内臓されている3.5インチHDD

それに対し、スリム型PCやノートパソコンに採用されるタイプが2.5インチHDD。もっと薄くて小さいタイプです。

やはり体積が小さいので大容量化も難しいため、若干割高になります。その代わりノートPCのような持ち運び用途、低消費電力というメリットが出ますのでその用途向けに需要があります。(ノートPCを想定しているので振動にも比較的強い)

私の場合は、先日紹介した“がっちゃんこ(↓上二つ)で使用する目的なので、3.5インチHDD(大容量・低価格)が一番適しています。
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どれにしようかな?

HDDに限らずUSBメモリ、SDカードなど情報を記録するメディアを購入する際に必ずやっていることがあります。値段を調べ、グラフを描き、お買い得容量を調査するのです。

まず、価格.COMのページハードディスク・HDD(3.5インチ) スペック検索から相場をゲットします。(参考までに2.5インチはこちらハードディスク・HDD(2.5インチ) スペック検索。)

HDDハードディスクドライブの相場を調査
今はHDDを物色しているので、スペックのうち重要なのは「インターフェイス」。「インターフェイス=つなげ方=コネクタの形状」のことを言っています。

価格.COMのページを見たところSirialATAIDEしか選択肢がありませんでしたので、現在(2017年5月)出回っているのは、その二つだけのようです。昔は別のタイプがありましたし、今後も異なるものが出てくると思います。

ここを間違うと通常は使えませんので、しっかり確認する必要があります。がっちゃんこ”に使用する場合は“がっちゃんこ”の接続部に合わせたものを選定する必要があります。

HDDハードディスクドライブのコネクタ形状と背面のプリント基板(静電気に弱い部分)
ハードディスクのコネクタ形状-HDD裏側から撮影(赤枠は特に静電気を飛ばしちゃいけない部分)

パラレルATA(IDE)(写真側)
一昔前の規格で平たいケーブルで接続するタイプのインターフェイスです。
シリアルATA(写真)…
現在の主流で、細いケーブルで接続するタイプのインターフェイスです。SATA」と表記してある場合もあります。


価格.COMのページで「インターフェイス」を間違えずにセットしたら、今度は容量ごとに値段を調べて、表計算ソフトに入力していきます。

まず、調べた容量をA列に入力して、安い順で並べて3つづつ位(黄色く色をつけてあるセル)が適当ですかね。その3つの値段の平均値を計算し、容量の横のB列に表示させます。(価格.COMにはGB、TBと表記がありますが、TBはGBの1000倍。ですので、1TBは1000GBとして入力しています。)

入力が終わったら、A列とB列を使ってグラフを描きます。
HDDハードディスクドライブ、USBメモリ、SDカードのお買い得容量を分析調査

描いたグラフを見てみると…、
グラフの線が途中で折れ曲がっています。横軸は容量、縦軸は値段ですので、「あー、3TBより大きいものは割高だな。」と分かります。(容量の伸びに対して値段の方が跳ね上がってる。)
HDDのように日進月歩の分野では特にこの傾向が顕著。一番難易度の高い技術はハイエンドモデルにまず搭載。その後、コストダウン施策を行って低価格品へと展開。他の分野、例えば車なんかでもでもそうですよね。

「現時点での最高スペックが必要なんだ!」ということがないのであれば、3TB以下から選ぶのが普通でしょうね。というわけで、3TB以下に注目します。どうでしょうか。
500GBとその2倍である1TBの価格差は\1000円くらい。
1TBとその2倍の2TBでは価格差は\1500円くらいに広がる。
2TBの1.5倍である3TBは\1500円くらい。
500GB、1TB、2TBを二台買って対処するのは得策ではないな。
などと読み取ることができます。

この段階でどの容量が良さそうだなとおおよそ決まります。

【ご注意】
古いOS(特にWindowsXPが要注意)では「2TBの壁」と呼ばれる限界が存在します。そこまで大容量のものを想定していなかった時代のOSなので、特殊なことをしないと接続できません。(←マザーボードによるので詳しくなければ接続できないと考えておいた方がいいです。)そのような場合は2TBが限界と判断してください。


その他の「回転数」「キャッシュ」「メーカー」

上で表示した価格.COMの画像の「スペック」の項目で、着目しなかった項目があります。

回転数」と「キャッシュ」。主に書き込み読み込みスピードに関わる項目です。いづれも「現時点での最高スペックが必要なんだ!」でなければ、特に気にする必要はありません。私の場合は、購入する品を確定させる際にこれならコッチの方がいいかな?どうしようかな?と考える程度です。特にバックアップ用として物色しているので、そこまでこだわりません。

内容は、
回転数
5400rpmと7200rpmが主流です。rpmは1分間に何回転するかという数値です。HDDというのはクルクル廻る円盤上にデータを記録するものなので回転数の速い方が速度が速いです。ですが、(一般的にですが)速いほど消費電力が大きくなるし、製造の難易度も高いので寿命も短い傾向があります。
キャッシュ容量
HDDというのは円盤をクルクル廻して目的の位置にデータを記録しないといけないのでスピードが安定しません。たまに遅くなるときがあります。なのでPC側から送りつけられるデータを一旦即時にメモリに蓄え、PC側の送信の邪魔をしないようにします。
キャッシュ容量(メモリ容量)が大きいほど減速したときの対応幅が大きいので、最高速度を維持しやすくなります。(一般的にですが)大きいほどメモリを多く搭載しているので、値段が高くなる傾向があります。

上記二つは目的から考えてこだわるところではないと判断しています。


意見が真っ二つに分かれるのが「メーカー」。
メーカー
これは人によって全く意見が違います。理由は…、
高い技術を必要とする壊れやすいデバイス」であることから、あらゆるメーカーが何かしら不良ロットを出荷した経験があります。「壊れた場合の被害が大きいデバイス」であることから、その被害を食らってしまうと被害者は一生の間そのメーカーを恨むことになりますw

また、価格競争にさらされていますのでメーカーが烏合集散してる分野です。現在ある主要なメーカーといえば、「WestarnDigital」「Seagate」「Toshiba」でしょうか。

その三社は「IBM」「Hitachi(HGST)」「Quantum」「Maxter」といった過去のメーカーを合併、買収により吸収しているのですが、例えば「Hitachi(HGST)を絶対許さない!」と恨んでいる人は、その会社を吸収した「WestarnDigitalは絶対信用しない!」と言います。この分野ではこれが普通ですw

とはいえ、これだけの大容量をこの値段でとなると他に選択肢がないのでリスクは仕方がないと言わざるを得ないものになってしまいます。

現在のPCには必ず搭載されているデバイスなので、PCを使うのであれば避けては通れない部分でもあります。悩ましいところです。(ポク太郎はTV録画用のDVDレコーダをずっと買い渋っていたんですが、その理由はこれ→「HDDなんて信用ならん!」)


オタクの選択方法いかがでしたでしょうか。参考にできる部分があれば幸いです。


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